「精神科医療のビジョンを国に提示」―日精協・山崎会長(医療介護CBニュース)

 日本精神科病院協会の山崎學会長は4月21日、新執行部のお披露目パーティーでのあいさつで、2012年度に予定される診療・介護報酬の同時改定に日精協の意向を反映させるため、精神科医療の方向性について内部の「将来ビジョン戦略会議」で検討する考えを改めて示した。

 山崎氏は「昨年に政権交代があり、非常に難しい時期にあると思う。新執行部で頑張ってこの局面を乗り切りたい」と強調。その上で、新執行部の当面の課題として2年後の同時改定を挙げ、「精神科医療が地域でどういう方向にいかなければいけないのか。1年間で会員全員の知恵を集めて将来のビジョンをつくり、国に示したい」と語った。

 パーティーは、3期6年にわたって会長を務め、今年3月末で退任した鮫島健前会長の慰労会も兼ねて行われ、鮫島氏は「副会長を4年、会長を6年間やった。この10年間には、予想もしなかった大変なことが次々に起きた。想定外のことにどう対応するか、迷ったり失敗したりしながらやってきた」と振り返った。


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